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日記っぽい物
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小説書いてUPしてたら多分書けないと思うので
ブログに書いてから、手直し修正してサイトにのっければ
ある程度続くんじゃ無かろうかと思うのでやってみる。
漫画と迷ったけど内容的に小説の方が詰め込める!
というわけで選択肢はこっち。
イベントとかでは漫画で短編とか出来ればいいな、という野望。

ただの偶然だった。
少年は雪が積もった森の中で呆然と目の前の光景を見ていた。
名のある術師がこのことを知ればこぞって研究したがるだろうし、
何も知らない一般人が見ても、やっぱり疑問を抱くだろう。
誰が鼻歌を歌っていただけで人の子を召喚出来ると思うだろうか!

正確には人の子というには間違いがあった。
年の頃は10代半ば、金色の長い髪に深い緑の瞳の少女。
これだけならば人の子だ。
しかし本来人の耳があるところにあるのは、獣のそれだった。
少し金色の混じった白い獣の耳。

鼻歌なんて時折歌ってはいたがこんな風になったのは初めてだ。
何が原因かが分からない。
自分の後ろでだから忠告しただろう、と頭を抱えてる真っ黒い影のような、知人が喚んだ使い魔は放っておくっとして、さてどうするべきか。
手違いで呼び出してしまったのなら帰してやらないといけない。
しかし術がどう発動したのが分からないままでは流石に帰しようがない。
どうすべきか。
混乱する頭の中でふと、件の少女を目があった。
きつく睨まれたと思ったような気がした時には、何故か自分の視界は空を見ていた。
冬には珍しい澄んだ青空が目にはいる。
(あれ?)
そう思ったときには先程の少女がやはり酷く剣呑なまなざしでこちらを見下ろしていた。そして素早い動作で片手で彼の首を押さえつける。
もはや訳の分からないことの連続で頭の中の整理が追いついていかない。
何が起こってるのか分からない状態のまま、視界には思い切り腕を振りかぶる少女が見えた。
自分の顔面に向かって。
「——ってちょっと待っ…!」
彼の制止も虚しく、少女は彼の顔面めがけて、腕を振り下ろした。

雪原にやたらと鈍い音が響き渡った。
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